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柔軟なサービスを担ってきた認可外施設、補助金の枠外の不公平是正を

 昨日は、信州中野「中野市」2ヵ所、長野市2ヵ所の事業所を、3ヶ月振りに巡回をして参りました。
 中野市は、「バラ祭り」、「さくらんぼ狩り」等で、賑わっておりました。
 県内各地を仕事で、移動できることで「空気の違い」(私なりの仕事面における今後の判断材料等)を感じ取れ、もっともっと現場に足を運ばなければいけないと反省しております。

 今日は、「認定こども園」の拡充が国会で合意されましたので、運営費の国・自治体の補助金の不公平を是非とも解消して頂きたいので、私見を述べたいと思います。
 平成20年4月1日、地方裁量型(知事認可)の「認定こども園」として上田市のJR新幹線上田駅近くに、当法人が有料老人ホームに併設で開設致しました。
 全国でも珍しい365日24時間営業で、「いつでも1時間でもお預かりします」ということで営業を開始して今年度で5年目に入りました。
 定員36名のところ38名、一時保育登録が701名となっております。
 運営費は、認可外ということで国・自治体の補助金はありません。
 国・県・市他にもお願いして参りましたが、運営費の補助金は未だにもらえません。
 開設以来、赤字の運営で今後の事業継続も大変厳しい状況下にあり、このままでは、近い将来「法人内保育園」に変更せざるを得なくなります。
 そのようにしたくないのです。
 定員38名のうち0~2歳児は18名(47.4%)と半数近くを保育しております。一時保育登録701名のうち0~2歳児は232名(33.1%)となっており、夜間保育も増えてきております。
 今、時間外保育等で困り、市に相談に行かれるお母さんに、当法人の「認定こども園」を紹介されるケースが増えており複雑な思いです。
 現在、上田市内には公立の保育施設が31園あり、うち日曜日(正月等休業)営業が3園ありますが、前月20日までに翌月の日曜日保育の申し込みをしないと利用できないことになっております。
 働くお母さんが、保育園を選ぶ時「柔軟なサービス提供」を求めており、運営補助金のもらえない認可外が柔軟な対応をしております。
 本来、運営費を補助されている認可保育園が、365日24時間営業をするなど、安心を提供すべきです。
 社会保障に詳しい学習院大学経済学部の鈴木亘教授は、日本経済新聞の中で、「認可園ばかりに補助金が注ぎ込まれ、認可外の様々な保育施設の増設や質の向上に補助金が使われないのはおかしい」と指摘。認可園のサービス拡大は望ましいが、柔軟なサービスを担ってきた認可外施設が、なお補助金の枠外に置かれていることを批判しています。
 一生懸命子育て支援をしている一社会福祉法人の声に耳を傾けて頂き、不公平が解消されますこと切に願います。



投稿者 keiroen : 2012年06月20日 14:42

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