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困った時の敬老園の職員に感謝

先週の土曜日に知人から、「困っているので助けてほしい」旨の電話がありました。
 知人は、上田市内に住所があり共働き世帯です。ご主人の実家が県外でご両親が二人で生活をされています。父親が急に入院することになり、入院している間、同居の要介護4(重度者)の母親を1~2ヶ月、ショートで介護サービスを利用しながら受け入れてくれる事業者を探すものの、断られてしまい見つからないとのこと。母親は、脳卒中後遺症と糖尿病がありインスリン注射が欠かせないとのこと。
 まずここで、2006年から国が推進している地域密着型のサービス(事業地に住所がないと利用できない)は、無理と。
 ありがたいことに当法人は、「自己完結型」であり、全国何処に住所があっても利用できるサービスメニューが豊富なため、医療面さえ問題なければ受入れ可能と判断致しました。
 ショートステイも上田市内に5か所(62床)あるので、本日受入れることになりました。
 私が、ショートステイ受入れ趣旨を職員に伝え、素早くベットコントロールをしてもらいました。
 知人も感謝ですが、私も感謝です。
 この仕事(感謝される)していて良かったと思います。
 現在、当法人の特別養護老人ホーム(5施設:定員340名)申込による待機者は名寄せして1,486名に上ります。
 要介護度4.5の重度者が627名で、内、個室希望46名(7.3%)、多床室希望者が581名(92.7)です。
 年々在宅での介護力が低下し、施設志向が高まる中で転勤、嫁ぎ先で親の介護を住所が他市町村あるから介護サービスを利用できない地域密着型推進とニーズの少ない特別養護老人ホームの個室化。この4月スタートした「地域包括ケアシステム」、プライバシー・個人情報・金銭管理等が問題視される中、1世帯2名を割っている限界集落・地域で成果があがるのか?難しい問題を抱える介護の現場。実態も十分把握せず理想(空論)のみ掲げる政策は早晩修正せざるを得なくなると思われます。
 窓口で「お叱り」を受ける事業者の身になって欲しいものです。



投稿者 keiroen : 2012年05月29日 19:23

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