« 2009年06月 | メイン | 2009年09月 »

県内32事業所の朝礼参加。マラソンのような想いで・・・

 早いもので今年も半分が経過した。
 先週の火曜日から始めた、法人内事業所を回っての朝礼参加、本日で6ヶ所目。
 上田の自宅を基点とし、県内7市2町(中野市・長野市・千曲市・上田市・松本市・安曇野市、軽井沢町・波田町)の事業地へ車を走らせる。
 景気が少し好転したように思えるのは、行きかうトラックの数が半年前に比べ増えてきたように思う。
 私の起床は毎朝4時過ぎ。朝礼の始まる1時間~1時間半前に現地に入り、利用者目線を中心に外部環境の整備状況から始まり、「入(居)所者、職員の朝」を現場で確認する。
 有言実行を自ら課すようにしているので、「小声で、疲れた・・・」と、独り言。
 気付いた点、改善点、安心安全、健康管理第一、そして何よりもサービス業としての大切な点等を朝礼で伝える。
 当然「熱く語る」私の一日は、「朝元気」、「昼まあまあ」、「夜ぐったり」を地でいっている。
 複合施設は、時間を変えて事業ごとに朝礼が行われているので夫々参加し、「現場の朝なま」を感じ取っている。
 同じ法人でありながら朝礼のやり方は事業所によって異なる。居住系の養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、高齢者専用賃貸住宅、認知症グループホーム皆、朝の迎え方が異なる。建物構造・介護度によっても随分違うことに改めて驚く。
 当法人が運営する3ヶ所の特別養護老人ホーム(定員240人、平均介護度4.5)は多忙を極めている。
 職員は、入所者2人に1人に近い職員配置となっているが、朝食前はスタッフが少数で戦場。起床から排泄・洗顔ほかを行いリクライニングタイプの車椅子で入所者一人ひとりを食堂にご案内する。この間も頻回に鳴るコール。コール対応しながらユニットごとの食堂にと。
 特に大変なのが、定員110人、ショートステイ10人の事業所。
 平均介護度が4.6とはいえ、経管栄養16人、胃瘻7人と老人保健施設並みの機能レベルの方が入所されている。
 今、業界・スタッフの間での話題は、痰の吸引など医療行為とされている処置行為を介護職が正式に認められると、特別養護老人ホームで医療依存度の高い人を、もう少し幅広く受け入れられるのではないかということ。
 ただ、施設入所希望者が益々増える傾向にある中で、受け入れの基盤整備は進まない。
 不況にも拘らず、介護職としての応募者は依然少ない。介護スタッフが大幅に不足することは、この先明らか。介護のサービス提供が必要にも拘らず放置せざるを得ない時代に突入したことも認識しなければならず、介護の質の確保を考えるとき、「どうすれば良いのか?」自問自答の日々。
 東大の調査発表で、足腰弱り将来は「要介護50代以上8割超」の報道はショック。


投稿者 keiroen : 2009年07月01日 17:22 | コメント (0) | トラックバック (0)

全事業所早朝巡回実施中、疲れたなどと言ってられない

 梅雨前線の影響で記録的な豪雨に見舞われている九州・山口県。
 被害に遭われた方々にお見舞い申し上げる。
 21日、山口県防府市の特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」の入所者が裏山の土砂崩れで亡くなられた。
 天災?人災?現状、日本の特別養護老人ホーム・養護老人ホーム等の福祉・介護施設の多くが建てられている場所は、避難場所には決してならない場所に建てられているのが現状。
 迷惑施設とされ、人里はなれた山の中、災害対策の不十分な場所にしか建てられなかった過去。
 介護保険制度がスタートして9年余。平均年齢85歳を過ぎた入所者。介護度の重い人しか入れない現状。食事・移動・入浴等は介護サービスの提供が必要。
 現状の建物は、旧態依然のままが多い。本来ならば、待機場所に建てられるべき施設。政治にも責任はあるが、入所者を蔑視してきた地域・住民にも責任の一端がある。
 そのように考えると人災といえる。
 毎日にように降り続く雨にうんざりしながらも、私が自らに課した宿題、それは、朝の巡視・朝礼参加。6月23日スタートし、当法人が運営する32の事業所全てを訪問中で、残り7事業所に。8月12日には終了する予定。
 現地に6時30分頃から7時前後に着くように、毎日、朝4時に起き行動開始。
 上田の自宅から長野県内7市(中野市・長野市・千曲市・上田市・佐久市・松本市・安曇野市)2町(軽井沢町・波田町)を一人でまわる。
 一日平均約3,600名の利用者、900人近い職員が働く、その現場を肌で感じ方針・改善点を伝える。
 特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、ケアハウス、認知症グループホーム、有料老人ホーム介護付・住宅型、高齢者専用賃貸住宅。自立者中心、要介護者中心、デイサービス等利用者の表情が皆違う。
 機能レベル・立地・建物・ソフト面、あらゆる面から検証が必要と思われる。
 「利用者の尊厳を大切にしたプロとしてのサービス提供」でなければならない。
 正に敬老園の理念の遂行である。
 多く寄せられる高齢者事業の案件、「介護は冬の時代」。
 「1色」で絵を描かないで欲しい。「ニーズは多色」だから。
 


投稿者 keiroen : 2009年07月29日 18:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

TOP PAGE