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2014年3月アーカイブ

 28日、上田市上田原川辺地区に「地域包括ケアシステム」の中心的な役割を担うとされる小規模多機能型居宅介護(通い・泊り・訪問の組合わせ)、認知症グループホーム、訪問看護ステーションの複合施設「かわべちょう敬老園」の竣工式を執り行いました。
 当法人として初めての試みで、十分検証したいと思います。
 施設見学会には、150名を超える地域の皆様がご来園され制度の説明や利用の方法、「看取りまで利用できるのか?」などの質問がありました。
 私の持論は、地域密着型サービス(設置市町村に住所がないと利用できない:住所地特例が認められない制度)の推進は基本的には反対です。
 他の市町村の地域密着型サービスが利用できないことも合わせ、介護の現場に不満が寄せられます。
 社会保険・医療保険と同じ全国どこでも利用できる介護保険制度創設時の制度(2000年4月~2006年3月)に戻すべきだと思っております。
 地域密着型制度を私は「鎖国政策」と言っております。
 反対ばかりしていても事業が停滞するので仕方なく地域密着型サービスを県内各地で行っております。
 重ねて要望致しますが、利用者は全国どこでも各種サービスを利用できる制度にしましょう。
 今回開設致しました「かわべちょう敬老園」の地区には、敬老園が運営します有料老人ホーム(介護付き・住宅型)と併設のクリニック、養護老人ホーム、認知症グループホーム、デイサービス、訪問介護、訪問看護、訪問リハビリ、ショートステイ、居宅介護支援事業所など在宅での生活をサポートしており、市内に4ヵ所あります特別養護老人ホームなど数多くの事業を上田市内15ヵ所の各種サービス拠点から広範囲に渡り、日々サービス提供を行っております。
 今年2月8日、14~15日の大雪は、県内各地が機能マヒし、敬老園としても大きな被害を受けました。
 特に、軽井沢町の2施設は降雪3~4日後でなければ道路状況から現地に入れず、食料補給・除雪に大変な苦労を致しました。
 県内各地同様で、訪問・通所のサービス提供に支障をきたしました。
 冬期間雪に閉ざされた北信濃、中山間地の集落日本一、散在する集落での各種在宅サービス、要介護者、独居・老々世帯の皆さんの安心を考えるとき、冬期間は集合住宅で生活、各種サービスを提供できるシステム化が各自治体に求められると強く感じております。
 「地域包括ケアシステム」は効率性が求められる都市部政策であります。
 地域にあった在宅での生活を支える仕組みは、多様であるべきで長野県は冬期間と春~秋の地域包括ケアシステムの組合わせでの構築であったり、点在する集落でのサービス提供形態も多様であっても良いと思います。
 人材確保もままならない状況が深刻化する一方で、在宅での生活を24時間365日サポートする「地域包括ケアシステム」は、冬の集合住宅も在宅とっはっきり位置づけて取り組むべきかと思います。