<<2007年12月 | メイン | 2008年02月>>

2008年01月24日

特別講義が行われました

1月22日(火) 1時より本学院の5F講堂にて特別講義が行われました。NPO法人やじろべー代表の中澤純一氏を講師に迎え、「専門職として私たちにできるケアとは~認知症ケアを通して~」と題して、一時間半ほど講演していただきました。授業の一環として学生のために計画されたものですが、一般の方にも公開しようということで、信毎・地元新聞などに載せたところ、30名くらいの方が聴講に訪れました。
toku1.jpg

「与える介護、支える介護の重要性」「寄り添う介護の意味」「人の心を動かすのはやはりその人を思う心だということ」「私達ができることとして、認知症の人を支えるだけではなく、その介護者をも支えること。どちらかが優先ではなく両方を必要とし、その為、地域で支えていくことが必要である」といった内容をパワーポイントを使ってわかりやすく説明していただきました。
toku3.jpg

講演の後、質疑応答が行われ、一例として「在宅の利用者について、ケアプランにたてられている以外のことを依頼された場合にそれをやるべきでしょうか?それとも断ったほうがよいのでしょうか」という質問が学生から出されました。それについて、「その利用者との信頼関係にもよるが、通常はマニュアル通りの処遇でよい。ただし、他のサービス基準があればそれを紹介するのも一つの方法である」といった回答をいただきました。学生の皆さんが、これから実際現場に出て働いた時、役に立てていけるといいですね。
toku2.jpg

投稿者 school : 2008年01月24日 12:07 | トラックバック (0)

2008年01月03日

新年あけましておめでとうございます

 平成20年(2008年)となりました。
今年は当学院も3月には初の卒業生を送り出し、4月には3年目を迎える運びとなります。皆様のご指導の賜りに厚く御礼申し上げると共に、今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

今年最初のブログは学院長よりご挨拶申し上げます。

gakuinntyou.jpg

あけましておめでとうございます。
一月一日 新聞が分厚い広告と一緒に届けられました。
新聞休刊日を除き、我が家には毎朝四時十分にバイクの音と共に朝刊がポストに投函されます。私が帰郷してから三十有余年、雨の日も風の日も、変わらぬ時を配達してくださる人々に感謝です。冬場は太陽が五時間ほどで素通りし、三方を山に囲まれ、下方から川風が吹き寄せる坂道は凍りつき人泣かせのため、四時になると玄関に灯りを入れて、ささやかな感謝の気持ちを表してきました。一日の初めとして六時近くまで、新聞の全面と広告に目を通し、関係記事を整理することから動き出します。今、活字離れがパソコン時代と共に加速化していますが、文章とか文字から推敲した実践学を身につけるには、テレビ・ラジオと違い活字が脳裏にしっかりと植えつけられますね。
 
 さて、去る十二月に当法人が韓国の大邱(テグ)産業情報大学と国際交流協定を締結しました。これは、日本の介護保険にあたる「老人長期療養保険」が、本年の7月に韓国で開催されることを受け、我が法人が運営する福祉現場や、学院の養成部門において、交流や人材育成、協同研究を進めるための協定です。協定締結の後、社会福祉科の学科長と話す機会がありましたが、「韓国の学生は、男性が二十歳になると二年間の兵役義務があり、大部分の人はそれから大学へ進学するため、勉学に対する熱意は非常に高く夜中まで図書館で猛勉強に励むので、健康管理を考慮し午後十一時に閉館措置をしたところです。」と語っていました。韓国の学歴社会における即戦力養成システムと、学生のすさまじい学習反応を垣間見たようでした。韓国もご他聞に漏れず活字離れがあるようですが、学科長は文字が歴史を伝え、学術文化を伝承していく基本である。一日の始めとか、床に就く前に、必ず母国語に目を向けなさい。一番良い方法は、新聞から世界・国内を読み込んで知ることだと教授しているそうです。学生の皆さんが、この協定を機会に、異文化共生と他文化理解のグローバル化を目指して、隣国の学生と共通分野等で協力できる日の到来が楽しみです。

 二年生の皆さんは、四月から老人福祉施設等において実務に就かれますが、インクの匂いも新鮮な朝刊拾い読みが、その日の情報を待ち望んでいる利用者から、きっと感謝される時があると思います。
 新年事始めとして一年間三六五日活字に目を向けると誓いをたてては・・・。

投稿者 school : 2008年01月03日 12:46 | トラックバック (0)